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社員インタビュー

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世の中の役に立つ製品を自らの手で
開発して社会へ貢献したい

T.T

2008年 中途入社 プロジェクトマネージャー

2008~
モバイル技術部に所属
  • Super3G向け通信LSIのバスコントローラ設計・検証に従事
2010~
アドバンス開発部に所属
  • SSD向けLSI設計・検証に従事
2019~
プロダクト技術部SoCデザイン課に所属
  • プロジェクトマネージャーとしてSoC設計・検証に従事
2021~現在
プロダクト技術部コアテクノロジー課に所属
  • プロジェクトマネージャーとしてCPU関連のLSI設計・検証に従事

入社した理由

自分のやりたいことを尊重して挑戦させてもらえる環境へ

前職では評価業務に関わっていましたが、他人が設計した回路の評価ではなく、自分自身で設計&検証を行いたくなったため、ADTへの転職を決めました。一般的なLSI開発では、大きく分けてフロント/ミドル/バック/評価とグループが分かれており、部門間の壁が厚く、自分の所属部署以外とは交流もほとんどなく、異動のチャンスもない企業が多いように感じます。

ADTの場合は、上司とコミュニケーションを取る機会が当たり前に存在し、自分が将来どんな業務に携わりたいのか、何がやりたいのかを伝える機会があります。もちろん、配属には向き・不向きも考慮されますが、一人ひとりの意志を尊重して挑戦させてもらえる風土があり、希望が叶えやすい環境です。

設計は考える力が必要なため、はじめは難しい部分もありました。しかし、ADTはチームで開発を行うので上司や先輩など周囲のサポートがあり働きやすい会社だと思います。

業務内容や印象に残っている業務

より良い開発を実現することが楽しさであり、成長にも繋がる

SSD向けLSI開発に携わった際に、ARMのCPUと周辺モジュールの開発担当となり、CPUアーキテクチャ等、今までに深く経験したことがない業務にとても苦労した経験があります。新たな領域に挑戦することで、自分で調べたり、社内で上司・先輩にアドバイスを求めたりと自らが積極的に動くことの大切さを改めて学びました。また、顧客レビューを何度も繰り返すことで顧客とすり合わせを行い、そのたびに自分の知識とスキルの向上を感じました。

顧客レビューでは「こういうケースではどうなるの?」と、自分では考え漏れていた視点を顧客から指摘されることもあり、新たな考え方が学べました。経験豊富なお客様に対して、経験の浅い自分が開発を進めるのは正直かなり大変でしたが、機能仕様書を作ったらレビューをして、設計手順書を作ってまたレビュー、ある程度プログラムを書いたところでまたレビューと、各作業工程ごとに細かな顧客レビューを取ることで顧客の要望を叶え、より良い開発が実現していく過程はとても楽しく、自分の成長にも繋がりました。そんな若い頃の苦労が今に繋がっていると思います。

ADTはコミュニケーションを大事にしており、決して「成果さえ出ればいい」という考え方はしません。それが高い品質を提供できる秘訣です。

業務のやりがい

動作確認と修正を繰り返し、自分の設計通りに動いた時の嬉しさがやりがい

自分で考えた設計通りに動作する事を確認できた際にやりがいを感じます。もちろん最初から完璧な動作ができることはないのですが、動作確認と修正を繰り返した結果、思い通りの動きが見れた時は本当に嬉しく思います。また、シミュレーションツールを使うことで、実機で見れない基盤の回路の動きなども波形で見ることができるので、意図した動きができた時は達成感を感じます。

業務の中で心掛けていること

作業を明確化することでプロジェクトを円滑に進める

ADTの仕事は技術力だけではなく、顧客やパートナーと調整を行うコミュニケーション能力や、予算や納期などプロジェクトの管理能力も必要です。特にマネジメントを行う立場になってから、顧客の信頼を得るには、技術以外のスキルがとても重要だと感じています。

スケジュールを立てるうえで特に心掛けているのは、作業を細かいところまで落とし込み、最初にしっかりと必要な作業を洗い出すことです。いざやってみたら、こんな作業も必要だった……と、どんどん作業追加をしていくとスケジュールが延びるため、できるだけ正確な作業時間を把握できるようにしています。

また、プロジェクトが始まったら各メンバーの進行状況を細かく見て気配りをします。困っていることはないか、思い詰めていることはないか小まめに声をかけ、一人ひとりが働きやすい環境になるようにしています。そして、本当に困った事態が起きる前に早めに相談をし、適宜計画の見直しをすることがプロジェクト進行をうまく行かせるコツだと考えています。

これからのキャリアプラン

自らの⁨⁩手で開発した製品で社会に貢献したい

自分の好きな製品や、世の中の役に立つ製品を自らの手で開発できたらと考えています。顧客の要望を元に行う受託開発もやりがいがありますが、やはりADTとして自社製品を開発して世に送り出し、その製品によって広く社会に貢献できたら嬉しいです。

求職者へのメッセージ

入社時は不安があるかもしれませんが、入社後はしっかりとした研修があり、先輩社員も優しい人が多いため安心して入社してもらえればと思います。また、新人研修だけでなく中途や入社2、3年次対象の研修やマネジメント向けのトレーニングなど、各ステップに応じて学びの機会が得られるので、技術力+ヒューマンスキルを付けたい方にはお勧めです!経験やスキルの有無よりも、まずは明るく元気で、積極的に学びたい方をお待ちしています。

その他のインタビュー

各分野のスペシャリストがいる
ADTならではの環境を活かして
幅広い経験を積んでいきたい

2021年 新卒入社 メンバー

開発メンバーが誇りに思えるような
自社開発のソフトウェアを
リリースしたい

2015年 中途入社 プロジェクトマネージャー

ADTブランドの
高品質な製品を開発することで
世界トップレベルのメーカーへ

2000年 入社 創業メンバー